花粉症とプレゼンティーイズム

名古屋で社労士仲間の交流会に参加しました。
前日は、有志で「虎に翼」ツアー。ドラマのロケに利用された、名古屋市役所庁舎や市政資料館を見学しました。

市政資料館は大正11年築。裁判所として利用された建物で、大理石の階段はクラシック。
ステンドグラスは、公平性をあらわす天秤が描かれ、差し込む陽ざしもやわらか。
西洋的でどこか日本的で、ひとの手によって作られたぬくもりもあり、急速に近代化した日本の歴史も感じました。

と、名古屋を堪能したのですが。
この日、マスクしなかったせいか、翌日は鼻水・くしゃみが止まらない。
初めて訪問した熱田神宮でも鼻をかみ続け、静謐な空気を吸いたいのに、ブレーキがかかる。
そうだ、花粉症最盛期。油断していました。そして、思い出すプレゼンティーイズムということば。

赤と白のコントラストが美しい
吹き抜けの大階段は圧巻

アブセンティーイズムとプレゼンティーイズム

健康経営を学んで知ったことばです。

アブセンティーイズム:なんらかの病気で会社を休む状況のこと
プレゼンティーイズム:出勤はしているものの体調が優れず、生産性が低下している状態

プレゼンティーイズムの体調が優れない原因には、慢性疲労やうつ病、腰痛、頭痛、花粉症など、アレルギーや生活習慣病などが挙げられます。

たとえば、花粉症の目のかゆみ、鼻づまり、繰り返すくしゃみで集中できなくなり、生産性が低下する。
頭痛などでも、想像できるのではないでしょうか。

会社には出社しているけれど、パフォーマンスが発揮できないプレゼンティーイズム。
目に見えない損失は、アブセンティーズムより多いと言われます。
背景の健康課題はさまざま。顕在化する前に、重症化する前に取り組むこと、プレゼンティーイズムは若年層を含む健康リスクレベルが低い段階からの働きかけが有用です。

対応できること

たとえば頭痛・腰痛なら、ストレッチを推奨する。
朝礼のときや休憩時間、1時間作業した後など、決まった時間に取り組んでみる。

花粉症ならマスクの利用、職場に入る前に服に着いた花粉を落とす、空気清浄機を設置する、テレワークの推奨など。

どの方法が適切なのかは、職場ごとに判断するので、
衛生委員会がある職場であれば、議題として共有・相談してみると、次のアクションにつながります。

私の花粉症は、急きょ、市販薬を購入・服用し、症状が落ち着き、その後の交流会にも集中できました。
薬を調達できて、効果があって、本当に助かって。そんな経験をすると、病院に行ったり、薬をもらいに行けたりがいかに有効か。中抜け可の時間給や、利用できる職場の雰囲気とかも、大切だなと感じました。

花粉症の季節、あと2週間位でしょうか。油断せず、乗り越えたいです。

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